GX8 Design Studio セットアップ手順書:ミスミ タッチパネルモニタの作画ソフトをインストールする
GX8 Design Studioは、ミスミ(MISUMI)が販売するプログラマブル表示器(タッチパネルモニタ)GX8シリーズ用の画面設計ソフトウェアです。作画ソフトとも呼ばれ、タッチパネルに表示する操作画面のデザイン、スイッチやランプの配置、アラーム設定、データロギングの設定などをPC上で行います。
このソフトウェアは無償で提供されており、ミスミのWebサイトから自由にダウンロードできます。ライセンス費用や試用期間の制限はありません。
GX8シリーズのタッチパネルそのものは、品質は決して高くありません。正直なところ、三菱電機のGOTやProfaceのGPシリーズと比較すると、表示品質やタッチ感度、耐久性で劣る部分があります。しかし、その分価格が安いことが最大の魅力です。予算が限られている現場や、簡易的な表示器で十分な用途には非常に有効な選択肢です。
また、GX8 Design Studioではスクリプト処理が可能であり、このスクリプトをOpenCode(以前の手順書で紹介)を使って生成・編集するという活用方法もあります。繰り返しの設定作業や、複雑な条件分岐の記述をAIに任せることで、開発工数を削減できます。
この手順書では、GX8 Design Studioの概要とWindowsへのインストール手順を説明します。
1. ソフトウェアの概要
GX8 Design Studioは以下のような特徴を持ちます。
- タッチパネル画面のデザインをPC上で行える。スイッチ、ランプ、数値表示、グラフ、アラーム一覧などを配置する。
- 4つのCPUを搭載したGX8シリーズのハードウェアを活かし、演算、グラフ描画、通信処理、ロギング・警報・レシピを個別のCPUが処理する。
- マルチスクリーン機能により、1つの画面で複数の画面を同時に監視できる。
- PLCとの通信設定、レシピデータの管理、アラーム履歴の保存など、現場で必要な機能を備える。
- スクリプト機能により、画面上の部品の動作をプログラムで制御できる。
- 無償で提供され、ダウンロードにユーザ登録は不要(ただし、ミスミのWebサイトからのダウンロードとなる)。
GX8シリーズの主なラインナップには4.3型、5型、7型、10型などのサイズがあり、現場の要件に応じて選択できます。
2. インストール方法
2.1. 動作環境
- OS : Windows 10 / 11(64bit推奨)
- CPU : Intel Core i3以上推奨
- メモリ : 4GB以上(推奨8GB以上)
- ディスク空き容量 : 約1GB
2.2. ダウンロード
1. ブラウザでミスミのGX8シリーズ製品ページにアクセスする。
https://jp.misumi-ec.com/maker/misumi/el/products/touchpanel/gx8/
2. ページ内の「作画ソフト「GX8 Design Studio」無料ダウンロード」のリンクをクリックする。
3. ダウンロードページの指示に従い、インストーラをダウンロードする(ファイルサイズは約500MB前後)。
4. ダウンロードにはミスミのWebサイトへのアクセスが必要です。会員登録がなくてもダウンロード可能な場合が多いですが、サイトの仕様により登録が必要になることがあります。
2.3. インストール
1. ダウンロードしたインストーラをダブルクリックして起動する。
2. セットアップウィザードが表示されるので「次へ」をクリックする。
3. 使用許諾契約書を確認し「同意する」を選択して「次へ」をクリックする。
4. インストール先フォルダはデフォルトのまま推奨。
5. 「インストール」をクリックしてインストールを開始する。
6. インストールが完了したら「完了」をクリックする。
7. デスクトップのショートカットまたはスタートメニューからGX8 Design Studioを起動する。
3. 初回起動と基本的な使い方
1. GX8 Design Studioを起動する。
2. 初回起動時、プロジェクトの新規作成または既存ファイルを開くかを選択する。
3. 新規作成の場合、使用するGX8シリーズの機種を選択する。
4. 画面上にツールボックスが表示され、スイッチ、ランプ、テキストなどの部品をドラッグ&ドロップで配置できる。
5. 各部品のプロパティを設定し、PLCとの通信設定を行う。
6. 完成した画面データを、USBやネットワーク経由でGX8本体に転送する。
4. OpenCodeとの連携活用(参考)
GX8 Design Studioにはスクリプト機能があり、画面上の部品の動作をプログラムで制御できます。このスクリプト作成にOpenCodeを活用できます。
例えば、以下のような指示をOpenCodeに与えることで、スクリプトの雛形を生成してもらえます。
GX8 Design Studioのスクリプトで、温度が60度を超えたらアラーム表示し、
同時にPLCの出力ポートをONにするスクリプトを書いてください。
OpenCodeが生成したコードを確認・修正し、GX8 Design Studioのスクリプトエディタに貼り付けて使用します。繰り返しのパターンが多い設定作業ほど、OpenCodeとの相性が良いでしょう。
5. 出典
- ミスミ GX8シリーズ製品情報: https://jp.misumi-ec.com/maker/misumi/el/products/touchpanel/gx8/
- ミスミ(MISUMI)公式サイト: https://jp.misumi-ec.com/


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