Telegram Desktop セットアップ手順書:Hermes Agentと連携するために

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Telegram Desktop セットアップ手順書:Hermes Agentと連携するために

Telegramは、クラウドベースのメッセージングアプリケーションです。高速な通信、高いセキュリティ、豊富な機能が特徴で、スマートフォンとPCの両方で利用できます。

Hermes AgentはTelegramと連携するゲートウェイ機能を備えており、Telegram上でHermesに指示を出したり、Hermesからの応答をTelegramで受け取ることができます。PCでHermesを動かしながら、スマートフォンのTelegramから遠隔で操作できるようになります。

この手順書では、Telegramの概要、スマートフォンアプリによるアカウント登録、Windows向けTelegram Desktopのインストール方法、複数AIエージェントとの連携について説明します。

Telegramの概要

Telegramは以下のような特徴を持つメッセージングサービスです。

  • クラウドベースで動作し、メッセージは全てのデバイスで同期される。
  • エンドツーエンド暗号化(シークレットチャット)に対応する。
  • 最大2GBまでのファイル送信が可能。
  • グループチャット、チャンネル、ボットなどの機能を持つ。
  • 無料で利用でき、広告も表示されない。
  • 公式APIが公開されており、ボットの作成や外部ツールとの連携が容易。

Hermes Agentと連携する場合、個人のTelegramアカウントでBotを作成し、そのBot経由でHermesと対話することになります。

アカウントの作成(スマートフォンアプリ推奨)

Telegramのアカウント登録は、スマートフォンアプリが最も簡単です。最初にスマホで登録し、その後PCのデスクトップアプリやWeb版を「追加デバイス」として接続する流れがスムーズです。

スマートフォンアプリのインストール

iOS(iPhone)の場合

App Storeで「Telegram」または「Telegram Messenger」を検索してインストールします。

Androidの場合

Google Playストアで「Telegram」を検索してインストールします。

アカウント登録

1. スマホアプリを起動し、「Start Messaging」をタップする。

2. 国コードと電話番号を入力する。

3. SMSで届いた確認コードを入力する。

4. 表示名を設定する。

5. 必要に応じてプロフィール写真を設定する。

電話番号は実際にSMSを受信できる番号を使用します。登録が完了すると、そのアカウントがスマホとクラウドで同期され、すぐに使い始められます。

スマホアプリでは以下の操作が可能です。

  • プッシュ通知を受信できる。
  • 音声通話やビデオ通話が可能。
  • 写真やファイルをその場で撮影・送信できる。
  • Hermes Agentからの応答をスマホで受け取れる。

Telegram Desktopのインストール(Windows)

動作環境

  • OS : Windows 10 / 11(64bit)
  • メモリ : 2GB以上
  • インターネット接続が必要

ダウンロード

1. ブラウザで https://desktop.telegram.org/ にアクセスする。

2. ページ中央の「Get Telegram for Windows」ボタンをクリックする。

3. インストーラ(tsetup-x.x.x-x64.exe、約100MB)がダウンロードされる。

Microsoft Storeからも入手可能です。その場合はMicrosoft Storeを開いて「Telegram Desktop」を検索してください。

インストール

1. ダウンロードした .exe ファイルをダブルクリックして起動する。

2. インストーラの指示に従って進める(設定画面は特にないため、そのまま完了する)。

3. インストールが完了すると自動的にTelegram Desktopが起動する。

デスクトップ版へのログイン

1. 初回起動時、電話番号の入力を求められる。

2. スマホアプリで登録した電話番号を入力する。

3. スマホアプリに確認コードが通知されるので、そのコードをデスクトップ版に入力する。

4. これでスマホとデスクトップが同じアカウントでリンクされ、チャット履歴や設定が全て同期される。

また、ブラウザ版(https://web.telegram.org/)も同様の手順で追加デバイスとして接続できます。ブラウザ版ならインストール不要ですぐに使えるため、社内PCにソフトを入れられない環境でも安心です。

複数AIエージェントの管理における利点

Telegram Desktopを使う最大の利点の一つが、複数のAIエージェントを同時に運用できることです。

Hermes Agent、Claude Code、Codexなど、複数のAIエージェントをそれぞれ別のBotとして作成した場合、デスクトップ版では各Botとのチャットを個別のウィンドウで開くことができます。例えば、Hermes Agentとのチャットを左のウィンドウ、Codexとのチャットを右のウィンドウに並べて表示し、それぞれに同時に指示を出したり結果を確認したりできます。

スマホアプリでは一つのウィンドウしか表示できず、エージェントを切り替えるたびにチャットを移動する必要がありますが、デスクトップ版であれば複数ウィンドウを自由に配置できるため、複数のエージェントを並行して使いこなす場合に圧倒的に効率的です。

また、Hermes Agentとの連携においては、スマホアプリを使うことでPCから離れているときでもHermesに指示を出したり、応答を確認したりできます。状況に応じてデスクトップとスマホを使い分けることで、どこにいてもAIエージェントを操作できる環境が整います。

Hermes Agentとの連携(参考)

Telegramのセットアップが完了したら、Hermes Agentと連携するための設定を行います。連携手順の詳細はHermes Agentの公式ドキュメントを参照してください。

大まかな流れは以下の通りです。

1. Telegram上でBotFatherを開き、新しいBotを作成してAPIトークンを取得する。

2. Hermes Agentの設定ファイル(.env)にBotのAPIトークンを設定する。

3. hermes gateway setup コマンドでTelegramを有効化する。

4. hermes gateway run でゲートウェイを起動する。

5. Telegram上で作成したBotにメッセージを送信すると、Hermes Agentが応答する。

実際に使ってみた感想

筆者もこの記事を書くにあたって、Telegramを本格的に使い始めました。Telegramという名前自体は以前から聞いたことがありましたが、実際に使ったのはHermes Agentと連携するのが初めてです。スマートフォンからHermes Agentに指示を出せるのは本当に便利で、PCの前から離れているときでも、ふと思いついたタスクをスマホからAIエージェントに任せられます。製造現場では、設備の様子を見に行きながら「あ、これの解析スクリプトを作っておいてほしい」とスマホからHermesに指示を出せるのは、ワンオペ運用には大きなアドバンテージです。

ただ、現状のHermes AgentのTelegram連携では、1セッションしか同時に持てないという制約があります。複数のタスクを並行して進めたい場合、いったんセッションを終了してから次の指示を出す必要があるため、少し工夫が必要です。セッションを切り替えながら複数の指示を同時に捌きたい場合は、ゲートウェイをOpen Web UIに変更するという手もあります。Open Web UIならブラウザベースで複数セッションを管理できるので、より柔軟な運用が可能です。このあたりの詳しい設定方法については、別途記事にしたいと思います。

とはいえ、日常的な使い方であれば1セッションでも十分実用的です。スマホでサクッと指示を出して、結果をプッシュ通知で受け取る、という使い方にはTelegramが一番手軽だと感じています。

出典

  • Telegram公式サイト: https://telegram.org/
  • Telegram Desktopダウンロード: https://desktop.telegram.org/
  • Telegram Web: https://web.telegram.org/
  • Telegramスマホアプリ(iOS): https://apps.apple.com/app/telegram-messenger/id686449807
  • Telegramスマホアプリ(Android): https://play.google.com/store/apps/details?id=org.telegram.messenger
  • Hermes Agent公式ドキュメント: https://hermes-agent.nousresearch.com/docs/

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